Good Life on Earth 育成プログラムが長岡でフィールドワーク
3月26日~3月28日の3日間
東京大学大学院農学生命科学研究科が展開する「One Earth Guardians育成プログラム」と
トヨタ・モビリティ基金が共同で行う「Good Life on Earth」プログラムに参画する学生7人(高校1年生から大学2年生)が長岡市を訪れ
長岡バイオエコノミーコンソーシアムの構成企業である岩塚製菓(株)や(株)ホーネンアグリ、長岡技術科学大学の
取組についてフィールドワークを行いました。
このフィールドワークは、Good Life on Earthプログラムの全体統括・メンターである東京大学五十嵐圭日子教授が
昨年の長岡バイオエコノミーシンポジウム2022で講演していただいたことがきっかけで実現したものです。
27日夕方には市長を訪問し意見交換を行い、参加した学生からそれぞれの研究課題を説明
磯田市長からも非常に面白いアイディア、ぜひ長岡を実証フィールドとして活用してほしいとエールが送られました。
河川を活用した物流でごみ問題を解決、クマムシの極限環境耐性、尿素(ペットのおしっこなど)で固まる成分
興味深いアイディアでした。
最終日は山古志を訪問する道中に防災公園へ立ち寄りペットのトイレを見学
尿素で固まる成分のアイディアを発表した学生だけでなくスタッフ、先生方も興味津々!
その後まだまだ雪残る山古志へ、長島養鯉場の越冬施設にて錦鯉を見学
泳ぐ宝石、6年以上の90㎝にもなる大きな錦鯉や20㎝くらいの1~2年の若鯉を観察
長島さんへ若い視点から様々な質問を投げかけていました。
続いて「やまこし復興交流館おらたる」にて
山古志支所担当者より「山古志」の説明を受け、シアターにて「山古志の成り立ちと中越地震発生から復旧までの記録」を視聴
最後は山古志ごっつぉ多菜田(たなだ)にて山古志産を味わい尽くしました。
山古志産コシヒカリ、取れたてのフキノトウ天ぷら、名物の神楽南蛮みそ、昨年秋にとったものを塩漬けしておいた煮菜(にな)、ぜんまい、わらびなどなど
代表の五十嵐なつ子さんからお料理の説明もしていただき学生の皆さんはお腹も心も満たされて東京への帰路へついていきました。
今回長岡に来てくれた学生たちが、人類があらゆる生物と共生できる100年後の地球環境の実現に向け、
社会を巻き込んで行動できる科学者集団「One Earth Guardians(地球医)」となり近い将来、磯田市長に発表したアイディアが実現することを期待したいです!